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通気をよくする

まず、部屋が暑いな・・・と感じたときに一番最初にすることは、「窓を開ける」ことではないでしょうか？

しかし、ただ部屋中の窓を全開にするだけでは、涼しく感じないことがありませんか？特に真夏は空気がジメジメして湿気がある暑い空気がそのまま室内に入ってくることになるので、ただ窓を開けるだけでは室内の湿度と温度を上げるだけになってしまいます。そこで、「空気の流れを室内に作る」ということが大切になります。

人間が感じる暑さは、気温だけでなく、肌で感じる体感温度にも影響されます。その体感温度を下げてくれるのが風。風に当たるだけで体感温度は下がり、涼しさを感じることができます。

そこで効果的なのが、できるだけ「部屋の対角線上に位置する窓を開ける」ことです。

でも、窓や扉を開けて、風の通り道をつくるとはいっても角部屋でない場合は、窓が対角線上にないことも多いですよね。また、窓が開けられないお部屋だったりする場合もあるかと思います。そんな場合は換気扇を回す、扇風機やシーリングファンで風を作ったりエアコンの風量を強にするなどの工夫もできますよ。

光を遮る

夏が暑いのは、太陽が真上から長い間照りつけるためなので、「強い日差しを部屋から遮断する」ことで、涼しく過ごすことができます。

例えば、窓の外側によしずを立てかけたり、室内にすだれをつける、窓に遮光フィルムを貼るなども効果的です。また、カーテンを閉めると少し部屋が暗くなってしまいますが日差しを遮ることができます。ベランダのある方は、グリーンカーテンなども効果的ですよ。

また、日差しはできるだけ部屋の外側で遮断し、熱気が部屋の内側まで入ってくるのを阻止するとより効果的です。ちなみに日差しを遮断すれば室内の温度が2度下がると言われています。

体を冷やす

せっかく部屋を涼しくしても、外出や運動、入浴後に体が熱くて汗をかいてしまうことがありませんか？そんなときは「体をクールダウンする」ことがポイントです。

濡らしたタオルで、首や手首、脇や太ももの付け根など太い血管があるところをなどを冷やすと効果的に体温を下げることができます。

湿度を下げる

夏の不快感は気温の高さももちろんですが、ジメジメした高い湿度の影響も大きなものです。

窓を開けて空気の流れを作っても、やっぱり暑い・・・特に湿度も高くて不快なときはエアコンの出番です。最近は賃貸物件でもお部屋にエアコンがあることが多くなってきました。

室温を素早く下げたいときは冷房運転を、湿度が高くて不快なときは除湿運転と上手に使い分けることで、体を冷やしすぎずに快適なお部屋を作ることができますよ。その際、扇風機も併用して部屋の空気を循環させながら除湿や冷房を使用すると、素早くムラなくお部屋を快適な状態にすることができます。